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2017年06月01日

アポイ岳自然セミナー×ふるさとジオ塾2回目開催しました!

5月30日に昨年度から進めているアポイ岳再生事業、様々な調査を学び、アポイ岳の自然の貴重さや素晴らしさを再認識してもらうことを目的としたアポイ岳自然セミナー×ふるさとジオ塾の第2回目が開催されました。

今回の講師は北海学園大学名誉教授であり昨年度より作られたアポイ環境科学委員会委員長の佐藤 謙先生とアポイ岳ビジターセンターの学芸員 田中 正人さんのお二人!!

最初に田中 正人学芸員よりアポイ岳の高山植物の種類と見どころを紹介!!

次に佐藤 謙先生よりアポイ環境科学委員会の役割とアポイ岳の高山植物の価値についてお話していただきました。

ここから写真で当日の様子ご覧ください(=゚ω゚)ノ

 

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お越しいただいた方は町内外からなんと53人!!前回同様予定よりも多い方にお越しいただき、資料が足りず急いで印刷いたしました(汗)

アポイ岳や高山植物のことについて興味を持っている人は多いのかも!?魅力的なテーマだったのかもしれませんね(/・ω・)/

 

IMG_1502.jpgのサムネール画像IMG_1500.jpg

 

アポイ岳ビジターセンターで学芸員をしている田中さんがアポイ岳の高山植物を見られる時期の順番に紹介!

 

アポイ岳の高山植物は90種類近くあり、その中から数多くの花の特徴などを綺麗な写真とともに紹介してもらいました。特徴のあるものから似たような種類の花一つ一つ覚えるのはとても大変だなと思いました。種類や特徴を覚えるために田中さんはとても勉強してきたのだろうと思います、、、

 

自分もただただ「綺麗な花だな~」で終わることのないよう職員として少しでも種類や特徴を覚えられたらと思いました!

 

 

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佐藤 謙先生によるアポイ環境科学委員会の役割とアポイ岳の高山植物の価値について

 

多くの固有種が存在し、様々な花が咲くアポイ岳の貴重さを教えていただいき、その貴重な植物やアポイ岳が温暖化や盗掘、シカの食害など、様々な要因により動植物の減少、劣化が進む中、アポイの自然環境を保全するために設置されたアポイ科学委員会その活動や官民一体で実際に行っている研究を紹介し、多くの方にその活動、存在を知っていただく機会になりました。

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先日、5月19日にブログにもあげていたハイマツ除去(枝払い)やエゾシカの調査、気象観測などなど

様々な角度から研究を行い、アポイの自然を保全しようと活動しております!!研究者の先生だけではなくこのような研究を北海道の職員や自分たち町の職員、アポイ岳ファンクラブの方など多くの人たちが関わっています!!!

 

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講演終了後の質問でも再生や保全活動について様々な質問もあり、関心の高さを感じることができました。

最後に佐藤先生よりアポイ岳の保全・再生を地元の人たちの熱き心を受け止め研究を続けていく。そして官民一体で積極的な働きかけ、参加し今まで以上の協力お願いしたい。ということで今回のセミナーは終了しました。

 

今年から担当職員としてハイマツ枝払いや調査、研究を手伝いながら、自然を相手に調査、研究、実際に作業をする大変さや難しさを感じています。お恥ずかしい話前の部署にいた時にはこのような苦労があることを全然知りませんでした。町の職員、町民へもっとこのような活動が伝わるよう自分のできる限り行動していきたいと思います。(まる)

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