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2016年02月13日
石の世界を体験しよう!学ぼう!岩石いろいろ。ジオ実験塾2
ジオ実験塾の終了後、なんと雨。様似町もまだまだ寒いですが、少ーし温かくなってきました。
今日は、20名の方々にお集まりいただきジオ実験塾の2回目です。
講師は、NI~DA先生。今日のテーマは、岩石いろいろ。石はどうやって分類されるのでしょうか?地球にある石は、でき方の違いで3つに分かれるのです。「火成岩・堆積岩・変成岩」の必ずどれかになるのです。
有珠山の玄武岩、幌満川のかんらん石はんれい岩などたくさんの標本を見ながら、石の特徴と見分け方を学びました。
石の分類がわかったところで、クイズです。
この1から6の石を「火成岩・堆積岩・変成岩」に分けてみましょう。
解答
1と2は火成岩。1は細かな石基と自形の鉱物があり、2は大きな粒ぞろいの鉱物があります。
3と4は堆積岩。3は様似町にもなじみのある石灰岩で、4はつぶつぶの粒子があります。
5,6について、板状のわれめがあることから、変成岩。
次回の3月の講座は、様似の石で標本を作ります。石を切ったり、磨いたりします。楽しみですね。
私は、地球上で石ができる場所は、ほとんどが海嶺と海溝に限られているという話が面白かったです。日本は、沈み込みによる付加作用や、火山の活動などで石ができている場所です。改めて、日本は大地の変動を感じられる場所なのだなと思いました。(ジオ美)